ブラジルチーム

 

キャプツバの中ではいつも最強の名を冠せられているチームである。
最強の何たがわず攻守共にバランスが取れており、非常に扱いやすいチームとなっている。
サンターナとコインブラの最強のコンビが最大の得点源となっており、
簡単にガス決してしまう技を撃たなくても勝利することができるのが大きな点だ。
指令塔となる人物に不安は残るものの十分な攻撃力がある。
守備陣も、まれに見るほどの充実っぷりをみせている。
必殺技などで押していくためガス欠になる日本とはそういった意味で対称となるだろう。

 

11 コインブラ
10 サンターナ
9 ザガロ
8 オリベイラ
7 ネルソン
6 マウリシオ
5 ディウセウ
4 アマラウ
3 ドトール
2 セザール
1 ゲルティス
シニョーリは今回はカンピオーネに入ってもらうことにした。
本来ならばコインブラとサンターナの位置は逆なのだが、
コインブラの能力はどう見てもFW向きなのでポジションチェンジした。
9番には得点力の高いザガロを、8番にはベテランのオリベイラを起用。
7番6番とサイドの司令塔に必殺ドリブルを持っているネルソンとマウリシオを配置。ネイの「ブースターシュート」も捨てがたいがトニーニョを入れなければならないので補欠入り。
5番にはボランチに回ったディウセウ。
4,3番には浮きだまコンビのアマラウとドトールを。
2番にはジェトーリオを配置してもよかったが、今更「ドライブシュート」を持っていたからといってプラスにはならないので、
DF能力が上のセザールを採用した。
GKはおなじみ、真のブラジルゴールキーパーゲルティス君。
中盤に不安は残すものの、インターセプトを期待しやすいチーム編成である。

 

2でラスボスだった頃のチーム編成とかなり変わっていて戸惑う人も多いかもしれない。
が、総合力を求めるとこういう結果になってしまったのだ。
ネイ、サンタマリア、トニーニョ、ナシメント、ジェトーリオと補欠もタレントぞろいである。
特に補欠GKのバモラはどこかの国に移籍すれば即正GKの座をもらえるだろうに・・・・

 

11=スーパーストライカー・コインブラ

2ゲームオリジナルキャラの中で人気No1のコインブラ。その実力もトップクラスだ。
サンターナと組んでの「リーサルツイン」はブラジルの得点源で、威力とコストが非常に良い。
ブラジルの得点をこの技だけであげてしまっても良いくらいに使える技だ。
「マッハシュート」も強力だが、ガッツの消費量が高くてなかなか使えない。
うまく前線に走りこんでくれるのを期待するのも良いが、コインブラの特性に
「ドリブル倍速」というとんでもないものがある。これを利用して相手のチェックをかわしながら
好きな場所に切れ込むことができる。様々な場面で活躍させることのできるキャラだ。
もしコインブラが必殺ドリブルを持っていたらとんでもないことになっていただろう・・・・

10=サッカーサイボーグ・カルロス・サンターナ

5以降の作品ではサンターナ、それ以前はカルロスと名前が表記されていたが原作どおりという意味でここではサンターナとする。
コインブラとともに「リーサルツイン」で得点源となりうる存在。
また、サンターナには「分身ドリブル」「サンターナターン」があるために、指令塔としての役割も果たすことができるのが強みだ。
「ミラージュシュート」や「ステルスシュート」も強力ではあるが「リーサルツイン」の使い勝手の良さには
かなわないので封印した方が良いだろう。
コインブラと共にあまりガッツを気にしないで戦えるのが最高の強みなのかもしれない。

9=キーパー殺し・ザガロ

ブラジル必殺シュート陣の中では最も決定率の高いのがザガロの「ダブルイール」である。
ついでにザガロは「強引なドリブル」も所持しているので、中盤からのつっこみや締めに使うことができる。
攻撃面以外のステータスはそれほど高くないので、常に前線においておくようにすると良いだろう。

8=強力なベテラン・オリベイラ

「ダブルイール」の次に決定率の高い「パワースワーブ」を所持している。
基本的なステータスが高いので司令塔の位置においてはいるが、必殺アシスト系の技を
持っていないので使いにくい印象は受ける。ザガロとガス欠時にポジションチェンジなどしてみて
積極的にゴールを狙いにいくのもありなのかもしれない。
基本的にはインターセプトに期待しよう。

7=壮年のプロ・ネルソン

本来ならネイなどがくるべきポジションなのだが、トニーニョがいなければ必殺シュートを撃てないネイより、
一人で何でもこなせるネルソンがサイドには適している。
「頭脳的なドリブル」で切れ込むことが主な役割で、「エンベロープシュート」でゴールを狙うのはやめた方がいい。
けして弱いシュートではないが決定率はそれほど高いわけではないからだ。
完全に司令塔としての役目とサイドからの切り込み要員にとして扱っていこう。

6=生意気なルーキー・マウリシオ

マウリシオの役割も基本的にはネルソンと同じ。
「スキルステップ」を使って切れ込むことはしても「ジョルトシュート」は狙わないほうがいい。
どうせならこぼれだまなどを「ドライブオーバーヘッド」で押し込む方が決定率が高い。
だが、シュート力が高いわけではないので、積極的には狙ってはいけない。
やはり司令塔の片割れとして機能しておこう。

5=影のオールグラウンダー・ディウセウ

DFらしく、パワーディフェンスを持っているため下がり目に置いておくのが普通だが、
「キャノンヘッド」を狙ってオーバーラップさせるのも重要な戦略だ。
キャプツバ界のヘッドの必殺技は一様に攻撃力が高い。
実はどこにいても怖い存在がこのディウセウなのかもしれない。

4=高い浮き球処理係・アマラウ

これといって必殺技はないものの、高い球に関する処理能力が飛びぬけている。
ゴール前でダイレクトシュートを狙っているやつのそばに配置しておくだけで
かなり脅威の存在になるだろう。

3=低い浮き球処理係・ドトール

基本的にはアマラウと同じで、低い浮き球に対して強い。
ドトールの場合はタックルも得意なので、グラウンダーの相手に対しても有効。
だがやはり必殺技がないのはそれだけで痛い・・

2=枯れ木も山の賑わい・セザール

ジェトーリオとポジション争いをしたが、基本的なステータスでセザールはわずかに上回っている。
必殺技を持っていないのがやはりつらいところでいないよりはましといったところか・・・

1=キーパーマシン・ゲルティス

基本能力は高めといったぐらいだが、必殺セーブの「ダークイリュージョン」がかなり強力なGK。
必殺セーブ系なので常にガス欠に注意しなければならないので、
取れないと思ったシュートは素直にゴールさせるのも一つの手だ。
どのシュートに対して必殺技を使っていくかがポイントになる。

 

総合

得点力はサンターナとコインブラに任せてしまってもOKだろう。
他の選手は中盤を支配するために使っていこう。
タレントが多いとよく言われるブラジルではあるが、実際に使ってみるとそれほど強いキャラがいなくてなんとも・・・
必殺パスを持ったキャラが一人でもいたらまた変わってきただろう。
守備の方もまんべんない布陣であるので安心はできるが、インターセプトできないと
つらい側面も持ち合わせている。
うまくネルソン、マウリシオの必殺ドリブルを使っていくことがこの布陣を成功させる要因となるだろう。

専用BGM

ブラジルも毎回専用のBGMが用意されている。
2ではラスボスとしてのBGM、3では準決勝でありながらラスボスの曲としてでも恥ずかしくないBGMだった。
以外にも4のBGMも良い曲である。基本的には南米っぽい印象を受ける曲が多い。
個人的には3の曲が非常にできが良いのでその曲を中心にまとめ上げていってほしいところである。
ちなみに3のBGMは自分が小学校の頃に音楽の授業の課題で夏休みにリコーダーで吹きまくった覚えがある・・・